2010年3月30日火曜日

CDMA2000 1xEV

CDMA2000 1xEVとは、CDMA技術を応用した携帯電話方式「cdma2000」規格に含まれる技術仕様の一つ。1.25MHzの帯域1本を用いることから「1x」と呼ばれており、これの発展形には、1.25MHzの帯域3つを束ねて1本のチャネルとして運用する「3x MC」が存在する。データ通信に特化した「1xEV-DO」と、通話とデータ通信の双方に対応した「1xEV-DV」とがある。EV-DOを実現する技術仕様としてはQUALCOMM社のHDRが最も有力視されており、これは1.25MHzの帯域幅で最大2.4Mbpsのデータ通信が可能。一方、EV-DVは標準化に向けて検討が進められている段階であり、何社かの企業が提案を出しているものの、確定していない。日本ではKDDI(au)が、2002年末から2003年に都心部でEV-DOによるデータ通信サービスを開始する予定。

0 件のコメント:

コメントを投稿